インシュリンは脂肪を蓄えつつ、しかも使われるのを防いでいる [漢方薬のいろいろ]

体に脂肪がつく仕組みです。血糖は食事の影響を受けやすく、食後に高くなります。炭水化物(糖質)を摂ると体内でブドウ糖に分解され血液中に入り血糖値を上昇させます。

体内に入ってきた糖がすべてエネルギーとして使われ余らなければ良いのですが、血糖値の上がり方が急であればあるほどインシュリンが多量に分泌され、「糖が余っている=脂肪に溜め込まなければ」と体が判断してしまいます。

これについては運動して消費すればよいのでは? と思うかもしれませんが、ここで注目したいのが、インシュリンのもう一つの働きです。

運動すると、脂肪の分解を助けるホルモンが分泌されるのですが、インシュリンがたくさん分泌された状態にあると、このホルモンの働きを阻害してしまうのです。

つまり、「インシュリンは脂肪を蓄えつつ、しかも使われるのを防いでいる」ということに!


2012-12-18 00:00  コメント(0)  トラックバック(0) 

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